2008年04月28日(月)
【4.27四日市パンクテロアタック】
昨日、昼からジュンとカズヤと３人で四日市までゲリラ野外ライブを観に行った。
到着したら既に警察が来てて主催者側(この場合首謀者いう方が適当か)と交渉をしていた。
「公共」と「自由」、「街の活性」という首謀者の主張に対し、どうやらこの場所は近鉄ビルの私有地であるらしく、
占拠と騒音が「営業の妨げであるから止めろ」という管理側の容赦無い拒否反応。「人の庭で何しとんだ」と言ったところか(年寄りらしい発想だ)。
私有地である分(そもそも私有地ってなんなんだ馬鹿野郎って話なんだけど)、法治国家よろしく現行のシステムでは彼ら(管理側)の主張が尊重され、
警察も法に従い生じた善悪の構図に後押しされ(背後には近鉄ビルの管理者諸君が眼を光らせてた)「演奏は認られめない」の押し問答から
最後はバンドがライブ強行→警察の強制執行(大袈裟か)で第一幕は終わる。首謀者の彼や仲間の
「私利欲じゃなく街や人の活性に繋がる」という訴えは良く解る。実際そういう効果は産むからね。
事実、行き場の無い、やり場の無いフラストレーションを抱えてるようなグレた中学生や高校生が強い関心を抱き、その後に移動した先の公園にまで付いて来てた。
価値のある反抗に見えて其処に共感したんだろう(しかしすげーな)。
それと書くべきか迷ったけど一つ気になったのは、最初の会場でいい大人である数人の酔っ払いギャラリーが主催と話し合いをしてる警察官に程度の低い因縁やら屁理屈を吹っ掛けてた事か。
近鉄の管理人連中が首を揃えて見てるトコで無責任な馬鹿が酒と注目を浴びて意気がったって主催者側の足を引っ張るだけなのにな。
馬鹿だと思われるだけだからこういう形のライブでは外野が調子に乗るのは止めた方が良い。
警察も最初の段階で来た若い連中の代表が「音楽は自由なモノであり心情的にはやらせてあげたいが」と前置きした上で
「ココは公共の場で無いから仕事上[管理者からの苦情]には応じなければならない」との事だった。
[管理者からの苦情]
つまりこの場合、近鉄ビル側を説き伏せる事が出来たなら最後まで続行は可能だったかも。
遠目から全体を見渡したが通行人自体は皆、興味アリアリで見てたし。
計画を立てる時点である程度の話し合い、プラス効果、マイナス効果を含め簡単な資料を作り建設的に話し合えば
今後、警察の介入無くあの場所を共有できるかもしれない。次が大事だね。
思えば岡崎で「限界破滅GIG」を続けた先輩連中はシビコの私有地であるあの場所でシビコや周辺店舗、住民から合意の署名を集めたという。そうした努力は凄いな。
そしてその後、移動した住宅街の中にある公園で再びライブを始めたのは正に三重パンクテロリズムであり彼らの意地を感じた。ACROSTIXが３曲程やった頃、苦情を受けてさっきと同じ警察官が５～６人で来たが、話したら「わざと遅めに来たよ(苦笑い)」と言ってた時は警察というより一若者の表情だった(笑)
その調子でどうか俺のやらかしたスピード違反も遅めに計測してくれてる事を願うよ。
まぁしかしジュンも言ってたが非常に勉強になったし良い日だった。
という事でまた。
10:39
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