2011年12月26日(月) 【僕は気が狂ってしまったの】 過去の断片を1つ、その人生における歴史の一片を人型に想像して目の前に立たせた。 体の全てのエネルギーを使って俺は今日ソレを八つ裂きにして骨が全て砕けるまで鉄の斧で殴り続け、その亡骸に灯油を18リットルぶっかけて火を付けて燃やし、残骸と化した原形の無いソレに漂白剤を掛けた。 それを1万回踏み潰した後に蹴り散らかし、もう一度目の前に復元した想像上のソレを金属バットで1万回殴り刺身包丁で1万回刺したの。 で、僕はサヨウナラ。消した。もう二度と会うことは無いだろうね。そう決めた。 人には尊厳と言う物があるんだ。言葉がね、殺すんだよ人格を。人を。あの日以来、我慢して無理して小芝居を演じてきた僕は今日死んだ。 取り返しはつかない。僕は今日、人を殺した…想像の世界で。もう何も残ってない。演じる気力も失せた。言葉1つで僕は死んだ。切れた。キレた。本当にキレた。 言葉がね、今日までの僕を殺したんだ。キミの目の前で僕は殺された。だから僕はその相手を殺した…勿論想像の中で。 何も知らない6歳のキミに今34歳の僕が望む大人の事情への理解は酷だから望まない事にした。キミと会う機会も無くなるだろう。僕の背中に突き刺さった言葉通りお金だけの希薄で実体の無い繋がりになる。 でもね、今日最後、感情的になってる僕の前で不安そうに寂しそうに俯いていたキミがもう少し大人になっていつかココを見る時が来たら、僕が今日までずっと言いたくて今日 僕がこれ以上ないくらいの失意と殺意を一瞬だけ押し殺し、キミに目を向けて精一杯優しく語りかけた本当の事を一つだけ解って欲しいと思ってるんだ。 僕はね、キミのパパだったんだよ。殺されてしまったけど。 2011年12月25日末。寝床に帰る気にもなれず雪を落とす空を見上げる。嗚呼、哀しいかな…車中にて。 01:03 <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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