2010年01月13日(水) 【迷亭日乗「俺様、元旦からこの様」】 遅ればせながら破戒異伝子な皆様、ならびに反PROLETARIARTな皆様。 あけましておめでとうございます。 2010年、今年も互いに革命的な日々を送れますよう願っております。 先月の中頃に買った文藝春秋1月号が未だに読み終わらず、書店に今月号が並んでるのを見て焦燥に駆られている最近の私でありますが以下、とりあえず年明けからの迷亭日乗で御座います。 一月一日(金) 朝からピザ屋でバイト。雑煮の代わりにピザを食うようになった日本人が増え過ぎて笑ってしまうほど忙しい。 電話は鳴り止まず受話器を置けばまた鳴りだし、受付のパソコンは人より早く「参りました」とフリーズする始末なり。 お届け予定時刻から1時間以上遅れて焼き上がってくるピザにお詫びのドリンクを何本も付けて店と街を行ったり来たり。 鳴り続ける電話は途中からその半分が苦情となり回線は崩壊した。 全く追い付かぬ配達にアチコチでお客から「遅いよ、待たせすぎ(怒)」と叱られ、 「うるせー、餅でも食ってろ」という本音を「すみません」に変換し頭を下げる俺様。時給900円。 時おり雪がチラつく街を身を縮めながら駆け回り、漸く終わったのが日付変わった二日の深夜とは元旦から初夢ならぬ悪夢なり。 一月二日(土) 本日も滅茶苦茶なり。忙しいのは仕方ないとしてだね、何様か知らないけど3車線もありスカスカの夜の県道、その左隅を遠慮気味に走るピザ屋の HONDA/50ccを鬼のように煽り捲るTOYOTAだかレクサスだかの高級車に乗った馬鹿には閉口したものだ。 大した訳もなくこうした行為で退屈な人生の憂さを晴らすしか出来ないから馬鹿は嫌いなのです。 貧乏暇なしで正月から働いてる私の境遇よりもずっと、ピザ屋のバイクを親の仇の如く煽らなければ救われない彼の精神とそうさせる人生の方が哀れだ。 スペクタクルな日々を、闘争を渇望するなら社会を勉強すると良い。無理だろうな。 ならば鬱憤と共に精々派手に散ってくれ。さり気なく頭の中に持ち出したピストルでミラー越しに彼を撃ち殺した私は妄想サイコパス。 一月三日(日) 夕方までピザ屋にて就労。退勤寸前に他の配達スタッフから配達途中でバイクが壊れたとの一報。帰りそびれて店長の乗用車を借り、スタッフを拾いに行って一緒に配達をしてから退勤。 バイト仲間が副業でやってるというバイク屋から安価で買って店先に納車されたばかりのピアジオの原付で帰宅した。 夜、実家で彼女を交えて家族と酒を飲みながら食事。正月らしい正月の過ごし方というのがあるとしたら多分こんな感じであろう夜。 随分懐かしく感じる。 一月四日(月) 本業の連休はこの日を含めあと二日。ピザ屋にも休みを貰い久しぶりに穏やかな朝。 正午、練習スタジオにてメンバーと久しぶりに顔を合わす。主に新曲の練習をした。 トヨタ自動車クソ喰らえ、俺達バカヤロウ階級ってテーマの歌で御座います。 夜、cluster「M」氏宅へお邪魔し、夫妻によるご馳走のもてなしを受け帰宅。 最近疲れやすくなったようで帰宅するとすぐ寝る。 一月五日(火) 6:30。相変わらず早起きである。 のんびり支度を済ませ彼女と豊橋市へ遊びに行く。豊橋は恐らく2年振りでしょうか、駅周辺は私にとっていつも新鮮である。今回もスマートボールの店に寄る。 パチンコとピンボールを合体させたやうな昔の娯楽でありまして100円でも結構遊べる。 店番の婆さんに聞くと今年で開店から50年経つそうだ。 心地よい音量で演歌が流れる狭い店内に列ぶ草臥れた機械に言いようのない風情。古臭い仕掛けに翻弄される青い玉は今日も淡々と機械の底に消えていく。 「昭和は随分前に終わったのよ…」 夕方、お隣の静岡県まで足を延ばし道の駅で大判焼きを食べた。「黒あんこ」は良いね、穏やかで好きだ。 浜松市を少し歩き岡崎へ帰り、母と晩飯を共にして帰宅。私の正月は静かに終わる。 続きは次回…。 重ね重ね、今年もよろしくお願いします。 21:47 <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
w友達に教えるw [編集] 無料ホームページ作成は@peps! |