2009年09月08日(火) 【ともあれ人生、殊に青春と呼べる時間は客観より主観で差異あれど限られておる訳ですから】 長雨の雨宿りからか少し遅れてきた夏が先頃一瞬顔を覗かせた秋を再び押し退けて日本を蒸し返す200Q年9月。 「黒い夏」以降、日々をほぼ全て労働で潰したが8月13日深夜から0泊2日で富山へ行って帰って来た。帰りの名鉄バスが渋滞にハマり名鉄の終電に乗れず。 日付変わる頃に飛び乗ったJRの終電で西岡崎まで行き、そこから徒歩1時間と少し。 半ばやけっぱち、ビールをかっくらいながら県道をひた歩き帰った。ちょっと古びた夏の思い出話。 富山へ何をしに行ったのかを書くのが「思い出話」というモノでしょうが、其処をピンボケやモザイクを掛けて語る裏には32歳なり何かがある訳です。 8月29日、土曜日。 岐阜県瑞浪市まで墓参りへ。 夕方から仕事。働く前から「疲れた」と独り言を繰り返す。 8月30日、日曜日。夕方に仕事を終えて夜からバンドの練習。やはり黒い夏以来か久しぶりにスタジオでメンバーと顔を合わせた。 この間、彼らにも大なり小なり変化があり、近況に愛だの革命だのと色々話をしましたが、人は失敗を重ね、そしてその先に…やっぱり失敗を重ねたり。 やはりというか何も変わらず、いつも通りのPROLETARIARTにございました…まだ戦えますよ我々は。 世界で、そして日本で、富まぬ者の大半が制度の強迫に従い人生を食い荒らされるこの労働という怪物をだね、我々は欲求や闘争で相殺しながら歳を重ね、 それぞれ安住への焦燥に駆られる転機に際す度、孤独を受容した者のみに与えられていた舞台の幕を一つ一つ下ろしていくだろう。 後悔は無いか?迷いは? 働かずに妻にどやされ続けたソクラテスという哲学者が嘗て(かつて)、結婚を悩んでいる人に向かってこんな事を言いました。 「結婚しようがしまいが君は後悔する事になるだろう」 ソクラテスは単に皮肉っただけかもしれない。 しかしその先にいつも想うのです。愛も革命(闘争)も、恐らくは哲学も犠牲を払わないと出来ない。 人間社会という難解な環境下で鎬(しのぎ)を削る人生というフィールドに於いて 愛は守る物と教えられ、革命は然し攻めるモノです。どちらかに傾けばどちらかは疎かになりましょう。 両立を企て失敗を重ねてきた男は懲りもせずまだ両立に固執するようで。 この辺り、甘さと捉えるかそれはそれで覚悟と捉えるか?線を引けるなら其処で其の葛藤は終わってる。 9月5日、土曜日。 早稲田ZONE-BでのUNKIND企画での破戒異伝子〜東京遠征を終え、昨年末から続いた冬の岡崎、春の大阪、夏の仙台、秋の東京と四季を跨いだ長い長いショートツアー、真剣勝負の旅は一段落。 UNKIND、SACRIFICE&TOFU666先輩、DEVASTATED GOES、貴重な機会を与えてくれてどうもありがとう。 ACUTE、attack SS、PROLETARIART同志諸君お疲れ様。 また勝負しましょう。私は私とも勝負しましょう。 東京の帰り。 SAで「くまさんカステラ」を食べた記念にくまさんと写真を撮りました。 カメラマンはガッシュくん。 夜、久しぶりに子供と会い一緒に食事をした。珍しく酒が進んだ。 家族ではなくなった挫折の中に得た綿飴を食べる君の眼に私はどう映っただろうか?また遊ぼう。 では告知です。 ▽9月12日(土)愛知 岡崎[BOPPERS] [IMPERIAL LEATHER/レコ発ツアーin岡崎] -N.E.C.A vol.27- IMPERIAL LEATHER(Sweden PROLETARIART CONTRAST ATTITUDE(松阪 END OF SEEDS(松阪 NOT A NAME SOLDIERS attack SS 19:00start/charge\1,000 ----------------------- 同日、コチラもリリースです。 PROLETARIART -8songs live cassette- (PDR005) -title- 「被搾取底辺労働者反動連帯四士革命的抵抗演奏演説会完全録音アナログ巻二○○九年○六月二○日」 PUNK DISCHORD RECORDS 9月12日リリース 定価/四○○円 ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ ‐side-A‐(9:24) 1.ノンフィクション 2.GENOCIDE 3.終末時計 4.ENDLESS MIND WAR ‐side-B‐(9:56) 5.堕落論 6.IRONY 7.ファンタジア 8.BOY//COTT 長くなりました。 それでは。 21:49 <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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