迷亭日乗「ゴログ」

2009年07月07日(火)
【雨季の隙間に晴れた空。煙草の煙と差し込む陽光が眼に滲みらあ。】
今月で32歳を迎えます。なにかと裏目裏目の30代、報われるのはいつの日かね、ケニー君。
浮かばれない闘争、限定的な禁欲、浮き世をさ迷う羽目となる情(なさけ)にゃあ奔走し、疲弊する我が身は
喩えるなら自分で自分を殴っているかのようで白状すると偶に馬鹿らしくもなるよ、ケニー君。
そこにきて昔から変わりゃしない姿勢も時折顔を覗かせる正義だって人にゃ歪んで見える歳になってしまったのか、などと思うと
俺のパンクだかクラストだかもこの先そんなに長くはないだろうと考える事が増えたものさ。
だから焦ってるんだけどさ。
君はどうだい?ケニー君。

知る者のみが感じる憤りや苛立ちを知らぬ者が蔑視する。
「滲んだ勝利の面影をパンクに求める時代じゃないよ」と諭されてるようだ、ばかやろー。


DOLLで読んだACUTEのインタビューでカノー君が言ってた「パンクの表現の場は音楽だけじゃないから〜云々」
という言葉を自分も最近強く感じております。
自分のようにパンクを理屈で生成してる人間は、音楽という方法論、バンドを手段とする表現、攻撃、扇動活動の上でその前提となる
「(フィルター部分の)創作が主張を([ノンフィクション]で崩しに掛かったものの)絶対的に先行せざる得ないという表現形態(非常に大袈裟な言い方で恐縮であるが)」を
いずれ自らが抱えた矛盾や焦燥、葛藤から自己崩壊しする事だろう。
それは大半が陥る「飽きる」という感覚とは異なる。

とはいえ、彼らと活動を共にする事で生まれ得た様々な充実と実感する可能性が
何物にも勝って現状の自分を支え、人前での表現活動を可能にしている訳で、
自分もまだこの形から何や絞り出せる気もしてるので今日に明日に駄目になるモノではないけれど。
いずれこの先、音楽を介した表現やシーンというリングから離脱したその先にまた胸を張って
「僕も闘っているです」と言えるだけの表現の場を見出すというか力を付けたいもので、やっぱり日々勉強なのだ。

「普通だった」印象の人が自暴自棄になり無差別殺人なんて悲痛な事件が毎年のように起きる一億総テロリスト予備軍時代。誰だって例外じゃないからな。

だからこそ、縋る(すがる)のではなく揺るぎない自分を求め、今日も自ずと進もうではないか諸君。

いや、ケニー君。












14:37


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