2008年08月01日(金)
【岡崎が元気なんだぜ。】
7月27日(日)
中央総合公園内の健康の森という場所でATTACK SS企画の
「発狂破壊GIG/岡崎フューチャー」に参加しました…暑かった。
ミイラになるくらい汗かいたけれども久しぶりの岡崎野外は参加バンドの顔触れも含めて感慨深いものがあった。
なんかもう何年か前の仲違いから意地張ってずーっと口聞いてなかった先輩なんかにも会った訳で、久しぶりに挨拶をしてみたら
意外ともう普通だったりして…風化。そうだよなー、そもそもそんな何年も冷戦が続く程に大袈裟な事でもなかったんだろうけど。
そう、敵はもっと他に在るのだ。それはもう十分に解っておる。
でも俺は多少のギクシャクというか緊張感と言おうか、踏み込まず踏み込ませない距離感を保ちつつシーンに
在りたい気持ちがあり、そうした微妙な立ち位置から発信する事をモチベーションとして必要にしてる部分もある。
それは日常生活の中に於いて安住に落ち着く事から人が失っていきがちな向上心や野心をこそ
自分は最も重要と考えてるからであり、自身や他の何かと戦う気持ちを程々の孤独の中で維持してるのです。
昔は外ばかり視てた訳だ…自分の外側に蔓延る悪い奴(権力者の類)を。
今でもそういう部分は多分に在るのは確かだがしかし、ある時こう思ったのです。俺は一体なんなんだ？
文句を言って周りの堕落を叩き、テメェは仕事から帰って部屋でダラダラとファミコンをしてたり
本を読んだりの合間に次の敵を捜して歌詞を書いたりHPで書生論、つまりは稚拙な理屈御託を並べてご満悦という…情けない、全く情けない20代、口程にもない。
そうだ、自分を鍛えろ。内側を視なさいよ。あーなるほど、そういう事か…なんか少し解った。
随分と話が逸れてしまった…戻そう。
この日は出番が最後だったから朝日が夕日に変わるまでお外で太陽様に睨まれ続けて体力は出番を待たずして
汗と共に体外に流れ続け、時間の経過に連れて緊張は度を増すという心身共に中々過酷な一日だった。
一方で眼に映るは露出度の高いお嬢様方に元気一杯駆け回るお子様方、未来など素人将棋程度に一手先しか見ない
素晴らしく行き当たりバッタリ(褒め言葉です)なパンクス諸君…ACROSTIXのシン君の言葉ではないけれど「可能性」をたくさんお持ちである
彼らを俺は羨ましく思う事があるくらいだ…若さは貴重な消耗品だ。余すことなく上手に使ってくれたまえ。
何年か前、限界破滅に出てた頃というのはまだまだ自分は「表現」というヤツを模索してて、迷いやら疑念やらの
葛藤に苛まれ、ライブの度いつもモヤモヤしていたモノだがその辺りは漸く脱した。今回は久しぶりにというか初めてかも知れないくらい
限界破滅から続く岡崎伝統の野外ライブに参加してきた中では非常に気持ち良くライブができたのでした。
そう、それだけで今まで如何に自分がプレッシャーと得るに得られぬ自信の無さに負けてきたかよく分かるってもんだ。
比べてみれば以前より成長した。が、今はまた違ったプレッシャーと戦い出したところ。伝え方、その方法論を模索中である。
「表現者」という何か凄く偉そうな、今はまだ若干畏敬の念すら感ずるこの言葉で以ていつか胸張って自分を形容できたらいいねぇ、良いもんだねぇ。
まぁでもたまに使ってんだけどな「表現者」。
今回ATTACK SSが初企画でドデカい事をやりまして、ACUTEも居て、STRIKE OUTがまた岡崎でライブを企画してたり
ダイスケ君(ex-TOMORROW)がNOT A NAME SOLDIERSとしてシーンに帰ってきて、岡崎がまた昔みたいに元気になってきた気がする。
俺達はというと多分これから先もひねくれ者の天の邪鬼であろう事は変わりなく、でも好意を持って
岡崎シーンの悪者で在りたいなどと思っているのだ、変わることなく。
17:33
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