1/1ページ目 ハロウィンに、理樹くんと美魚ちんがただラブラブするだけのお話。 ※ついカッとなって書いた。反省はしていない。 ちょっとばかし昔の夢を見ていた。 具体的には、一年前。僕らが修学旅行で事故にあった時の夢。 これが何度も見る夢で、毎回、崖から転落して爆発寸前のバスの前に僕と鈴が立っている所からその夢は始まり、何故か暴徒と化した真人の筋肉に世界が包まれた所で必ず目が覚める。 恭介には、「なんつーキモい夢を見てるんだよお前。しかも前半に出てきた事故のシーンが全く関係ねーし」なんて言われたけど、ハッピーエンドならいいじゃないって事で片付けてる。 あれ? これって、ハッピーエンド……? 「はぁ……」 ちなみに。 このなんとも度しがたい夢を見るためには、とある条件が必要なんだと最近気が付いた。 「こんな朝早くから人の腰の上に座り込んで……なにをやってるのさ、美魚は」 「理樹の寝顔を観察していただけです。あ、そう言えば、一回だけどうしても我慢できずに口付けさせて頂きました。ご馳走様です」 僕の腰の上で、悪びれた様子もなくニヤリと美鳥的な笑いを浮かべる美魚の姿を認めて溜め息を吐いく。 僕が昔の夢を見る為の絶対条件。 それはズバリ……人肌の温もり。 バスの中で意識を失っている間、ずっと真人の大胸筋に守られていた事が原因なのか。それとも虚構世界において、物理よりも筋肉を勉強する選択肢に走り過ぎた為なのか(つまり、葉留佳さんは筋肉ルート攻略www)。もしくは、真人と筋肉で遊びすぎた事が原因なのか…… 僕は人肌の温もりを引き金にして、何故かその夢を見てしまうのだ。って、何故かじゃなくても原因はっきりしてるじゃないか。真人だよ。全ての元凶は。 「むぅ……(ビシッ!)」 なんて説明の為の地の文(というより真人への愚痴)を構成していると、頭上から強烈なデコピンが飛んできた。 「痛っ! いきなり何するのさ!」 「不愉快です。愛しい彼女と大胸筋を同じレベルで扱わないでください」 どうやら思考を読まれたらしい。 これはNYP? 「いえ、全部声に出ていましたから。」 「な、なんだってー!?」 「ネタとしてあまりにもつまらない上に、何処と無く三枝さん臭のする発言はやめてください。次やったら別れます」 「はい、すみませんでした」 「…………分かりました。今回だけは特別に許してあげます(今回はヤケに素直ですね。ちょっとつまらないです)」 ひょっとして、僕は死ぬまで彼女の尻にしかれるんじゃないだろうか? 「そういう人生のほうが理樹は嬉しかったりするんでしょうか? ……主に性的な意味で(にっこり)」 「いや……流石にそれは勘弁してほしいかな。その笑顔から推測するに、その未来を辿った僕は廃人になるか腹上死するから……って、また声に出してた?」 「いいえ。なんとなく理樹の考えそうな事を予想してカマを掛けてみただけです」 「あ、そう」 そういうの、本当にやめてほしい。 うん。僕が宿題してる時に隣で真人が息を荒げて筋トレするのと同じレベルに。 あれ。正直、ホント迷惑なんだよね。思わずノートに『井ノ原真人、転落死』とか書きたくなるくらい迷惑極まりない。 「その件は寧ろ推奨したいです。でも、死因は全身の筋肉が徐々に脂肪に変わっていく病気でお願いします。それと、話は変わりますが……理樹」 「う、うん。なに?」 寧ろ推奨したいんだ。美魚は本当に嫌いなんだね、真人の事。死因が実にえげつないよ(この病気、実在します)。 「今日が何の日か知っていますか? そうです、ハロウィンです。お菓子くれなきゃ悪戯しちゃいます」 「それは、最初の文章を質問する形にした意味が全くない上に、随分と唐突で身勝手な要求だね……」 「今日ばかりは身勝手で唐突で腹黒な女でいいです。さぁ、理樹。可急的速やかにお菓子を渡してください」 なんで君は、そんなにイイ笑顔で僕を見つめてくるんですか……? あと腹黒ってwww 「いつもと様子が違うけど……ひょっとして、小毬さんにでも取り憑かれた?」 「はい。それで良いですから私にお菓子をください。さもないと、理樹のその、チョコバットを……食べちゃいますよ……?」 「うえーん。あたし死んでないーー」というよく知った声が頭の中で聞こえた気がしたが、取り敢えずいちいち相手してたら話が進まないので無視した。 「僕のちょ、チョコバットって……」 何時もとのギャップが激しすぎるけど羞恥を捨てきれないその表情が凄くそそるよ、美魚。 ああ、期待に膨らんでいる僕の凶悪なチョコバットがなんとも恨めしい。 でも、いけないと思うんだ。朝早くからこんな事をしちゃ。するにしても、その、夜じゃなきゃ。シャワーとか浴びてないし……』って、勝手にそんな文を書き殴らないで雪猫さん。そそるってなにさ。そして後半の文の意味が分からない。女? 僕、女の子!? 「口で言わないと分かりませんか? つまり、チョコバットとは理樹のおち「わーー! 待った! その衝撃カミングアウトは絶対駄目! 多くの美魚ファンの反感を買うとかもあるし、何より今回、雪猫さんは新手のインフルで死亡寸前だから! タミフルやっちゃってるから本当に書いちゃうよ!? エッチなのはいけないと思います! ってああっ! 謀ったな雪猫! 寧ろ無理矢理にでもそういう展開に持っていこうとしていたんだな!? このヘンタイ! ロ○コン!」……ていっ!」 「あ、痛い! ぶったね!? 親父にも殴られた事ないのに……っ!!」 「誰に会いたいんですか? それと、どうでもいい話ですが……理樹に親父という発言は恐ろしき似合わないです。それはもう、鬼太郎が目玉親父の事をパパと呼ぶくらいに」 「うっ! そ、それは……確かに、凄まじく違和感あるね……」 「はい。それで、今回の話のタイトルってなんでしたっけ?」 「え? “ハロウィンに、理樹くんと美魚ちんがただラブラブするだけのお話。”だよね……って、全然ラブラブしてないじゃないかこのピノキオ作者。」 「ちなみに、今回のお話はここでお終いらしいです。どんなに頑張っても、これ以上は続かないみたいですね」 「な、なんだってー!?」 「……別れます。そういう三枝さん臭のするつまらないネタ発言はやめてくださいと先程言ったばかりです」 「ああもう! なんでそうなる! 出てこい作者ーーっ!!」 後書きだよーん『ニコ動が面白すぎてそもそも執筆どころじゃないし、インフルで結構精神的に逝っちゃってるから、やおいなギャグ話しか書かないよ。それに、理樹×美魚は真面目に書かない主義なんでヨロピク』 「なにがヨロピクだ、このニコ厨め!」 「まぁまぁ。以上、理樹くんと美魚ちんのやおいな話でした」 フヒヒwww サーセンwww 続かない [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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